<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>１日１話！古本屋店員が本音で語る書評ブログ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://keitaip.com/book/atom.xml" />
    <id>tag:keitaip.com,2009-04-18:/book//1</id>
    <updated>2009-08-20T09:34:13Z</updated>
    <subtitle>WEBでサクッと読める読書感想文。人気ベストセラー本から少しマニアックな本までズバリ斬ります！</subtitle>
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type Pro 4.21-ja</generator>



<entry>
    <title>旅行者の朝食 (文春文庫) (文庫)</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/204_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.204</id>

    <published>2009-08-20T09:04:03Z</published>
    <updated>2009-08-20T09:34:13Z</updated>

    <summary> 旅行者の朝食 (文春文庫) (文庫) 内容（「BOOK」データベースより） 「...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="文学・評論・エッセイ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="文学・評論・エッセイ　米原万里　旅行者の朝食" label="文学・評論・エッセイ　米原万里　旅行者の朝食" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=okozukainokin-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4167671026" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>




<p>旅行者の朝食 (文春文庫) (文庫)</p>



<p>内容（「BOOK」データベースより）<br />
「ツバキ姫」との異名をとる著者(水分なしでもパサパサのサンドイッチをあっという間に食べられるという特技のために)が、古今東西、おもにロシアのヘンテコな食べ物について薀蓄を傾けるグルメ・エッセイ集。「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」をモットーに美味珍味を探索する。 </p>



<p>料理本はレシピ・エッセイと色々読んできましたが、最近面白かった一冊はこれです。<br />
通勤途中の駅本屋で購入しましたが、中々どうして面白いじゃありませんか！<br />
古本屋の店員なんだから、自分のところで買えよ、という意見はこの際無視で。<br />
だってうちに偶然在庫が無かったもんですから、ついガマン出来ずに......。</p>

<p>作者の米原さんは帰国子女だったり同時通訳だったり内田春菊も受賞したドゥマゴ文学賞も受賞してたりと、今までノーマークでしたが、色々とその方面では有名な方なようで......もう既に死去なさっているのが本当にもったいない方です。</p>

<p>いや、でも今回はそういった彼女のスゲーな、オイ。な話は置いといて、この文庫の感想に徹しますよ。</p>

<p>私は世界の朝食やお弁当といったものに目が無く、他にも小泉武夫や西川治なんぞも読み漁っておりますので、この本はぶっちゃけタイトル買いでした。<br />
普通に旅行者の朝食のお話オンリーだと思っていたんですよね、浅はかなことです。<br />
ページを開いて、いきなり「鶏が先か、卵が先か」というテーマの話が始まり、「おい、ちゃうやんけ！エッセイ？むしろコラムじゃないか！」と憤ったのもつかの間、危うく電車を降り忘れて終点まで行くんじゃないか？という勢いで読んでしまいました、いや、面白かった......。</p>

<p>豊富な知識や雑学がコラムに鮮やかな風味をきかせています。<br />
男性の書く食エッセイも中々面白いものがありますが、やはりここで差が出るのでしょうかね、男性の書くものは、具体的かつ的確で、合間にあまりエピソードや空想は存在しないような気もします（下ネタや清々しいほどに滑るギャグなんかは男性の方が多いような）<br />
米原さんの軽妙な語り口は、ただそれだけでも十分魅力的ですが、中には「こーんなこともあるんだよ......なーんちゃって☆」な話も散りばめられているので、油断して読んでいると痛い目にあいます。<br />
「えー、違うんかい！うっかり友達に話しちゃったよ！ズコー☆」と、いった感じです。<br />
ですが、その「実際はどうなの？この話はどう着地するの？？」というハラハラ感が、食コラムには珍しく、エンターティメント性の強い作品になっていると思われます。</p>

<p>もちろん、単純に生唾ものの、「うわ～うまそ～」な描写も盛りだくさんです。<br />
実際に米原さんが魅了された「トルコ蜜飴」の話も文句無しに美味しそうな話なのですが、事実だけにとどまらず、「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家では、どんな甘味料が使われていたのか？」や「ちびくろサンボは本当にトラのバターでパンケーキを食べたのか？」といった、一風変わった疑問（でも、誰しも一度は考えたことがあるのでは？）に対して、思わずうなってしまうような解釈を見せてくれたりもします。</p>

<p>最近、ただの食エッセイには飽きたわ～という方に、強くオススメしたい一冊ですね。<br />
面白いのは当然のことですが、何よりこの文庫を読み終わった後、何だか自分が博識になれた気もするという、この本自体が上質なデザートのような、いい気分になれる一冊です。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>季節をビンに詰め込んで―果実酒のはなし </title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/196_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.196</id>

    <published>2009-07-31T09:29:56Z</published>
    <updated>2009-07-31T10:25:15Z</updated>

    <summary> 季節をビンに詰め込んで―果実酒のはなし (単行本)  石村 由起子 (著) 最...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="実用・くらし" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="実用・くらし　石村由起子　季節をビンに詰め込んで　" label="実用・くらし　石村由起子　季節をビンに詰め込んで　" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=okozukainokin-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4391136228" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<p>季節をビンに詰め込んで―果実酒のはなし (単行本) <br />
石村 由起子 (著)</p>



<p>最近、このブログを書く度に「おひさしぶりでっす！おっす先輩！」的なノリで本当に申し訳ありません。<br />
最近、うちの古書店では販売よりも買取の量が増えて来ているので、そちらの処理で結構てんやわんやしています。<br />
しかしながら、悩されるくらい買取依頼が来るのだから、お客様に恵まれています、本当に。<br />
店員の私はこんなアッパラチーッパッパなブログを書いていますが、対応には自信がありますよ！本性出してるのはここだけ、ということで、割り切って読んでください（お前何様）</p>

<p>すっごい余談ですが、洋書の古い本の検品をしていると、何だか萎びて酸っぱい臭いがすることがあります。<br />
え、なにこれ......でも、何だか懐かしい......ドキドキ、と無い胸を高鳴らせていたら、何のことは無し、昔昔に祖母に「酸っべぐねっでぎゃー、めぇんだど！（訳・酸っぱくなってからが、美味しいのよ）」と言われて食べさせられていた白菜の古漬けの臭いと同じわけです。<br />
ちなみに、聖書からはたまに桜餅の匂いがするし、こないだ買った文庫からは香水の匂いがしました。<br />
改めて、本は持ち主の匂いを吸い込む生き物だなー、と思い知らされている所存です。<br />
しっかし、古漬けも度を超すと関取のような匂いになるので（実際に関取を嗅ぎまわったことはないですが）、最初は古漬けだったのに、最終的には新弟子稽古に紛れ込んだような気分になります。</p>

<p>閑話休題。</p>



<p>まったく関係ない前振りが長くなりましたが、今回紹介するのは果実酒の本です。<br />
一般的に普及しているレシピ本と大きく異なるのは、その写真の持つ風情、言わば気配や匂いといったものでしょうか。<br />
充実したフルカラー写真が多数掲載されているという点は、昨今の日本のレシピ本の系譜を確かに辿っているのでしょうが、肝心の実際にどうやって作るか？瓶はどうやって消毒するのか？といった手順は、本文の合間にたった数ページくらいしか掲載されていません。<br />
あとは、写真に手短に添えられたレシピ・分量と、作者によるエッセイ（コラム？）がメインになっています。<br />
確かに、果実酒や漬物は、素材が違えば処理は違えど、その調理過程に大幅な変更は無いわけですから、注意点があるとしたら、元のレシピに書き添えれば良いわけです（この果物だけだと酸味が足りないからレモンを足すとか、かんきつ類を漬け込む際はエグ味が出るから皮は剥くこと、とか）</p>

<p>写真もほとんどが、数年の漬け込みでは到底滲み出ないことが容易に想像出来る、橙色の温かみを感じるものとなっています（表紙参照）<br />
たまに漬けこんですぐの、まるで湧水で冷やされる果物のような、透明感溢れる写真も掲載されていて、その対比のバランスも心憎いですね。<br />
私自身、果実酒を趣味で漬けているのですが、書店で見掛ける本はそのほとんどが「漬けこみ直後～漬け込んでから３年くらい」を目安に、清潔・ジューシー・飲みやすい！を売り込もうとしているカラフルな写真で溢れています。<br />
そういう本を読みながら、「何だか違和感」と感じていたところ、この本に出会ったのです。<br />
そうそう、実家の１０年物の梅酒は、ブランデーで漬けたわけでも無いのにこういう色をしていたっけ......そんな、懐かしさが味わえるのも良いところ。<br />
そもそも果実酒や酒は食卓の友として、というより、その薬効を重視されてきた節がありますから、じっくりエキスを抽出した、言わば漢方のような嗜好品なんですよね。<br />
そんなことを思い出させてくれます。</p>

<p>この本のメリット・デメリットは、そこに有るんじゃないか？と私は思います。<br />
写真では、まるで標本を漬けるような年季を感じさせるガラス瓶に、これまたすっかり脱色されて「え、もしやこれグロ画像？」と受け取る人もいるのではないか？と心配になるような、肌色のぶよぶよした果物が漂っているわけです（これがまた理科室のアレに似て医療品好きな少女にはたまらないかと）、実際、コケモモの果実酒なんぞは、どこの部位ですか？と思ったほどです。<br />
また、他のレシピ本と決定的に違うのは、「失敗作・失敗談」も掲載しているところです。<br />
よく、レシピ本で「コレをアレするとこうなっちゃうからダメ！」とは書いてあっても、実際にそれを行ったらどうなったか、まで載せている本は少ないのではないでしょうか？<br />
もちろん、そういった苦い経験もあって、このような本が作られるわけですが、「成功した話を聞かないと、意味が無い」というサクセス思考な方には、そこは余計な部分と感じてしまうかもしれないですね。</p>

<p>私にとっては、逆にそういった部分はプラスに感じられました。<br />
柔らかくシワが寄った果物は、その分美味しい果実酒を作る為にその身を窶してくれているのですから。<br />
むしろ、色が抜けて日向の色に染まった果物は、体温すら感じられるようで、官能的にさえ見えます。<br />
失敗談も、どうしてそういう結果に陥ったのか、コラムが添えられているので、興味深く読むことができました。<br />
何をするときにも言えることですが、明日は我が身、と言いますから。<br />
こうして失敗談を読めるレシピ本（というよりも、作品集？）は、貴重な存在だと言えましょう。</p>

<p>作者の石村由起子さんは、奈良で雑貨＆カフェ「くるみの木」を開いています。<br />
2004年からは「秋篠の森」と名付けた森で、ホテル「ノワ・ラスール」、食の円居「なず菜」、ざっか「月草」を営んでいるとか。<br />
ウエブで検索すると、サイトも出てきますよ。<br />
ロハスな方にオススメです、何か雰囲気も柔らかくて。</p>

<p>あ、最後になりましたが、目次を一部抜粋させていただきますね。</p>

<p><br />
（目次より一部抜粋） <br />
・白いちご酒<br />
・青じそ酒<br />
・温州みかん酒<br />
・乾燥薔薇酒と桜酒<br />
・姫りんご酒 <br />
・山桃酒ときんかん酒 <br />
・さるなし酒<br />
・ブラックベリー酒<br />
・漬けたいちごとバナナのジャム <br />
・皮ごとのすだち酒　　<br />
・漬けるにあたって　 ほか </p>

<p>もう名前を見ただけでうずうずしてきませんか？しませんか。そうですか......。<br />
じゃなくて、新刊書店にもまだ置いてあると思いますので、機会が有れば、ブツクサ言わずに読んで見てください。<br />
懐かしさと、発見に酔えるかもしれませんよ。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>漁師が教える日本一うまい「魚の食べ方」―同じ魚でもどうしてこんなに違うのか! (王様文庫) (文庫) </title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/174_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.174</id>

    <published>2009-07-17T09:30:16Z</published>
    <updated>2009-07-17T10:00:23Z</updated>

    <summary>漁師が教える日本一うまい「魚の食べ方」―同じ魚でもどうしてこんなに違うのか! (...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="実用・くらし" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="実用・くらし　漁師料理　野村祐三" label="実用・くらし　漁師料理　野村祐三" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<p>漁師が教える日本一うまい「魚の食べ方」―同じ魚でもどうしてこんなに違うのか! (王様文庫) (文庫) <br />
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4837964915" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><br />
</p>

<p>内容（「BOOK」データベースより）<br />
「漁に出た漁師」が満喫した沖料理―。「漁を終えた漁師」が堪能した浜料理―。漁師の料理は、いつも簡単で激旨。本書では、その中からさらに「簡単」にできて、「旨味」たっぷりで、「旅情」まで味わえて、しかも「意外に安上がり」な「目からウロコの食べ方」を紹介。 </p>

<p>著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)<br />
野村 祐三<br />
1945年、中国太原市生まれ。40年をかけて、日本全国の主だった漁港、浜、さらには、日本各地の漁師を精力的に取材。魚料理、漁師料理の第一人者である。水産ジャーナリストの会、食生活ジャーナリストの会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) </p>

<p>漁師じゃないけど漁師料理の美味さはわかります。<br />
って、いきなり何を言っているのか？と言う感じですね。<br />
ごく私ごとになりますが、出身が漁業が盛んな県だったので、こういう文庫を見るとついつい読んでしまうんですね。<br />
人気があるのか無いのか、未だに現時点（２００９年７月半ば）でも中古商品が出ていないのが気になりますが、そういうところは無視してレビューしますよ！！</p>

<p>さて、漁師料理と聞いて皆様が思い浮かべるものは何でしょうか。<br />
別に、すべての漁師が船上で獲れたてのカツオやサヨリをさばいて、グヘヘと笑いながら焼酎をすすっているわけではないです（当然か）<br />
私も何冊か、「漁師直伝の～」や「魚料理の～」といった本は持っていますが、内容が結構、みんな仰々しいというか、「それ、本当に自宅でいちいちやんの？手間とか考えないの？え、アホなの？」的な豪勢かつ作るのが大変そうな料理が多いです。<br />
たま～にムニエルや、トマトジュースとタバスコを混ぜたソースに湯でエビを浸すだけのカクテルとか、簡単そうなものもありますが、そういうのはあくまでも洋風な印象も否めません。</p>

<p>あー、なんかこう、簡単かつ滋味あふれる、磯臭い料理ばかｒ紹介したものはないかね......としょんぼりと書店をうろついていたら、ついに発見したのがこの一冊だったわけです。</p>

<p>内容はとにかく、簡単なものから結構コアなものまで（素材入手が大変？ホヤなども美味しいですが、東北以北じゃないと美味しいものは手に入りづらいですからね）、幅広く網羅しております。<br />
文庫なので、そこまでどばーっと紹介されているわけではありませんが、そのおかげで粒よりなものが揃っている感もあります。</p>

<p>食材も、手近な魚もそうですが、「カガミダイ」や「ホヤ」などと言った、「なにそれ」なものも紹介されており、漁師本の魅力である「普段手が届かないけど、見てると斬新なものが多くてワクワクしてしまう！」といったエンターティメント性を含んでいるところも好印象です。</p>

<p>内容紹介として、ひとつあげさせていただきますと、</p>

<p>１、赤身の刺身をご飯茶わんに盛る。<br />
２、上からアッツアツのご飯を盛る。<br />
３、しばらく放置して、刺身が半蒸し状態になったら、醤油をまわしかける。<br />
４、すきなだけぐちゃぐちゃするも良し、そのまま食べるのも良し！とにかく食え！！！</p>

<p>と言ったものがあります。</p>

<p>ねこまんまをはるかに凌ぐワイルドっプリにびっくりですね。<br />
この食べ方の何に感動したって、自分も昔、まったく同じ食べ方をしていたからです（今では行儀悪そうなのであまりしないですが）<br />
新鮮な赤身であればあるほど美味しいのも条件ですが、この手軽さ、迅速さ、でもひと手間かけてる感じがグッときますね！<br />
そして、確かにこの本は、魚が美味い土地で何気なくやられている家庭料理（料理というかも最早不明なものもありますが）を紹介していると、確信したわけです。<br />
写真も大きく、沢山掲載されており、料理の手順も簡単かつポイントを押さえた手短なものになっております。<br />
見ているだけで面白い文庫料理本の入門書として、ふさわしいのではないでしょうか。<br />
※他にも、オススメ本として本山賢司の図解 焚火料理大全 (新潮文庫) (文庫)や、檀一雄の檀流クッキングなんかも良いですね。 図解 焚火料理大全 (新潮文庫) (文庫) については、このブログでもレビューがありますので、興味を持たれた方はご覧ください。</p>

<p>勿論、上にあげた代表料理で解る通り、京都や銀座の料亭で出てきそうにないワイルドなものも紹介されているわけですから、そういう料理に対して「下品ザマス」と感じる方には、あまり満足できない一品かもしれないですね。<br />
そういう方にはオススメ致しません、今度、「嵐山吉兆夏の食卓 (単行本) 」のレビューもしようと思っているので「上品で、生臭さなんて微塵もなくて、でも美味いっちゃ美味い」な料理が沢山載っていますから、そちらをご参考になさってください。</p>

<p>あ、ほんとに美味いですよ赤身の刺身のご飯蒸し。<br />
私はこれに薬味とか、お湯を注いで御茶漬け状態で食べるのも好きです。<br />
チャレンジジョイ！！</p>

<p>（途中から本と言うよりも、好きな料理のレビューになりつつありますね......すんませんでした）</p>

<p>漁師が教える日本一うまい「魚の食べ方」―同じ魚でもどうしてこんなに違うのか! (王様文庫) (文庫) <br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>天国狂―高屋未央画集的作品集 (高屋未央画集的作品集) (大型本) </title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/158_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.158</id>

    <published>2009-07-15T07:11:29Z</published>
    <updated>2009-07-16T09:16:31Z</updated>

    <summary>天国狂―高屋未央画集的作品集 (高屋未央画集的作品集) (大型本)  これはあく...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミック（サブカル）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミック（サブカル）　高屋未央　天國狂" label="コミック（サブカル）　高屋未央　天國狂" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<p>天国狂―高屋未央画集的作品集 (高屋未央画集的作品集) (大型本) </p>

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4568502268" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<p>これはあくまでも私の偏見ですが、婦女子にも、腐女子にも、どちらにも一度は「耽美・豪奢」等の単語に惹かれる時期というものがあるのではないか、と思います。</p>

<p>個人的に、今から約１０年前に腐女子兼ロリータ、というどっからどう見ても「イタイ」感じの少女時代を通過した私が言うのですから、３・４割くらいは間違ってないかと思います（自信無い）</p>

<p>この本は、私がそういったファッションに目覚めるきっかけとなった一冊と言っても過言ではない一冊です。<br />
発行されたのは2001年、現在から9年前、というともう一昔前、という印象がありますが、この作品はいつ引っ張り出してきても、素直に感動出来る一冊です。<br />
漫画などでも、そのファッション性を買われて人気を博した方（矢沢あい、三原ミツカズ等）はいらっしゃいますが、どうもそれらの方は数年後に読みなおすと、その時代の先端、いうなれば当時の風俗・世俗を如実に反映している半面、瞬く間に色褪せた感があります。<br />
特に、今から約１０年前と言いますと、私の地元宮城でもロリータが仙台駅を素知らぬ顔で闊歩し始めた時期でもあり、まさしく大量の耽美系漫画やイラストが蔓延した時期でもあります。<br />
主に彼・彼女らの服装には、レースやピンタック、ドレープやリボンのついた靴などといった、西洋人形風のアレンジがきいたものが多かったのですが、やはりそれらにも流行はあります。<br />
まず、ロリ服といったもの自体が、「時代錯誤」ととらえられがちですが、それでも袖の形や帽子の形には当時の流行は反映されているわけでして。</p>

<p>って、別に私はファッション談義をしたいわけではないのですよ、そうそう、高屋さんの作品についての紹介ですよ。<br />
そういった風に、どんなファッションも装飾も、数年経てば、通常の場合「目も当てられないくらい気恥かしい古めかしさ」を纏うのが、普通だということです。<br />
日本人は世界でもことの他、新しもの好きと言われていますが、それに比例して飽きっぽくもあるわけでして、私も自慢ではありませんが、色んなものに飛びつき、電光石火でポイ捨てします（全く自慢になっていない）<br />
が、そんな私でも、今までに何十回・下手したら何百回か見直し、その度に初めて見たときのような胸のトキメキを与えてくれる作品集、それが高屋未央の【天国狂】です。</p>

<p>中身は主に天国・天使・頽廃・卵・薔薇・骸骨・少女や少年などのモチーフが散りばめられた、とても耽美かつ豪奢な世界観があふれています。<br />
華美なんですが、決して過剰ではないそのバランスが素晴らしい、そして美しい。</p>

<p>画集的作品集、となっていますが、中身はイラストと共に一枚絵としても通用するであろう漫画が何点か掲載されています。<br />
その漫画も、それぞれ関係が無いように見えて、実は繋がっている部分があったりして、それを探すのも楽しいですね。</p>

<p>注意点があるとすれば、結構な頻度でエロチックな画も盛り込まれていることですかね。<br />
流血やアイタタなピアス、傷跡も盛りだくさんなので、そこらへんを許容出来る人じゃないと、真っ先に拒否反応を起こすこと間違いなしです。<br />
逆に言えば、そういったことに目が無い人にとっては最高にグッと来るものなのですが......どんな本にも好きずき、というものは有りますからね。</p>

<p>楠本まき、球体関節人形などが好きな方にとっては、外れない一作と言えるのではないでしょうか。<br />
ビジュアル系、ともまたちょっと違う、むしろ荘厳なクラシックが似合いそうな、どデカイ作品集です。<br />
お値段もそれなりなので、お財布に余裕がある方、是非とも実費でご購入なさることをオススメします！！</p>

<p>続編？というくくりになるでしょうか、【聖傷図】もオススメです。<br />
そちらについては、また今度。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>西岡兄妹　「心の悲しみ」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/155_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.155</id>

    <published>2009-07-09T06:37:13Z</published>
    <updated>2009-07-13T09:05:24Z</updated>

    <summary> はい、皆大好きな西岡兄妹ですよ。 中にはあの独特の線が嫌だ！こわい！って人もい...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミック（サブカル）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミック（サブカル）　西岡兄妹　心の悲しみ" label="コミック（サブカル）　西岡兄妹　心の悲しみ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4883790991" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

<p><br />
はい、皆大好きな西岡兄妹ですよ。<br />
中にはあの独特の線が嫌だ！こわい！って人もいるかと思いますが、私の周囲のサブカル好きと称せられる輩には、やたらめったらファンが多いですね。<br />
その作品は、漫画というよりも、絵画を纏った小説、もしくは見知らぬ宗教の壁画を眺めているような気分にさせてくれます。<br />
基本的に人物が、漫画でよく使われる「フキダシ」を遣ってしゃべる、ということはなく、常に登場人物の脳内で繰り返される会話を、読者がひたすら読みこんでいく、というような形式をとっています。<br />
これが、またとても憎たらしい演出と言いますか、一般的に一人称の形式を取った作品だと、読者に感情移入させてなんぼな印象がありますが、西岡兄妹の書く作品には、安易に乗っかってはこちらが危ない！と、思わず背筋がざわざわするような魅力があります。<br />
まるで、湯気が上がったヤカンのように、迂闊に触ると怪我を負う、そんな心配すらしてしまう威力があります。<br />
つまり、イメージとして、読者の心にばっちりとケロイドを残すくらいのエネルギー・熱量を持った作品が多いです。</p>

<p>特にその魅力が全面に押し出されているのは、初期作品だと、私は思います。<br />
中でも、私が一番最初に触れた漫画「心の悲しみ」を例にとって、レビューしようかと思います。</p>

<p>いや、レビューといってもあまりにもネタバレするとアレなので、とりあえず表題作「心の悲しみ」に関するあらすじの紹介など。</p>

<p>収録されている作品はすべてがごく短編ですので、勿論これも短編です。<br />
一人の男が、心が悲しい、とある住職の元を訪れます。<br />
ここまでなら、ごくごくありがちな聖職者への懺悔的なパターンですね。<br />
ここで、男は自分の胸の中から、「心の悲しみ」こと、いびつな胎児のような形をしたものを、ずるり、と引きずり出します。</p>

<p>......もう、これでついて来れない人はついて来れなくなると思います。<br />
いや、でもそれもまた好き好きだから、良いのですが。</p>

<p>描写にグロやホラーは無く、その行為は至って簡単に、スルっと行われます。<br />
で、その「心の悲しみ」を住職と男は眺めながら、「なるほど、これは悲しい」と言うんです。<br />
なに、これは？つげ義春？不条理？カフカ？と様々なクエスチョンマークが頭に浮かぶのですが、そこがまた癖になる違和感です。</p>

<p>で、男はその「心の悲しみ」を住職に預けてその場を去り、またしばらくして戻ってきます。</p>

<p>「心の悲しみ」は庭の池に浮かんで、ぼんやり遊んでいる最中で。<br />
男はそれを眺めながら</p>

<p>「人間は、心に悲しみが無くても、幸せになれるものではないと知りました」</p>

<p>......のようなことを言うのですね(うろ覚えでスンマセン)<br />
ですが、この短編は、本当にガツンと棍棒で頭をぶったたかれたような衝撃でした。<br />
この客観的な、他者の視点というか、そういうものが徹底しています。<br />
一個たりとも「人間って、良いな」な描写は出てきません。<br />
むしろ、読めば読むほど誰も信じられなくなるというか、スーパー賢者タイムに陥る感触。<br />
下手なホラーや虐殺漫画を読むよりも、ずっと脳に響くこと間違いなし。</p>

<p>私の勝手な解釈ですが、要所要所に散りばめられた不条理さをイチイチ拾っていくうちに、どんどん漫画の世界に取り込まれていく、そんな作者の意図を感じます。<br />
ちょっとでも疑問をもって、次のコマに目を走らせたら、もうその瞬間から、この薄暗い不安な空気が癖になっていることでしょう。</p>

<p>現在、西岡兄妹は柴田元幸主宰の「モンキービジネス」に漫画の連載、また文学フリマにも定期的に参加しているようです。<br />
最近では、どんどん漫画が理論・理屈に傾倒している感が否めませんので（あとやたら「肛門」「胎児」「性的なもの」の描写が増えた気もしますが、気のせいでしょうか）、あくまで個人的な趣味として、初期作品を推します。<br />
「心の悲しみ」の他には「地獄」や「世界の終りへの旅」辺りでしょうか。</p>

<p>くれぐれも、夜中にひとりで読む、なんてことは御控え下さい。<br />
下手な漫画よりも、よっぽど恐ろしい一冊ですので......。</p>



<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>毎日かあさん　カニ母編　西原理恵子</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/78_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.78</id>

    <published>2009-06-19T08:18:07Z</published>
    <updated>2009-06-19T08:57:52Z</updated>

    <summary> 最近更新が滞っておりまして、申しわけございません。 いえ、決してさぼっていたわ...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミック（サブカル）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミック（サブカル）　　毎日かあさんカニ母編　西原理恵子" label="コミック（サブカル）　　毎日かあさんカニ母編　西原理恵子" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<p><br />
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&asins=462077054X&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p></p>



<p>最近更新が滞っておりまして、申しわけございません。<br />
いえ、決してさぼっていたわけではなく、別のブログ仕事や商品の仕入れに右往左往しておりまして......熱くなったり、寒くなると、書籍の注文が増えるのは、きっと外に出かけてまで、本を買いたくないからでしょう。<br />
勿論、頑強（というかムチムチ）で売っている私も、汗だくでデブキャラ丸出しで買い出しておりますが、それも皆様と本との良い縁を繋ぐ手助けになれば......という一心です。</p>

<p>何故でしょう、丁寧に書けば書くほど空々しいのは。<br />
でも、本当にそう思ってかけずり回っておりますので。</p>

<p>と、このように、タグ検索でいらっしゃった方には理解しがたい感じの入りで失礼します。</p>

<p>さー気を取り直して！今回紹介するのは、私が大好きな西原理恵子の名作「毎日かあさん」です。<br />
昔のはっちゃめちゃな、身体を張った体験ルポもかなりの破壊力を持っており、何もしらない小学生が読んだら、ちょっとトラウマになりそうなぐらいのブラックユーモアとパワーを炸裂させていて、個人的には大好きなのですが、最近だと心温まるエッセイ漫画が売れ線なようです。</p>

<p>以前から、「Dark Mother 黒色の女神」こと、インドの破壊神妃・カーリーを彷彿とさせる方でしたが、そんな底にたぎるマグマはホッコリエッセイ漫画になっても健在です。<br />
主に、長男と長女、二人の子供たちに関するエピソード（最早武勇伝？）が中心となっていますが、見ていて飽きない！<br />
子供関連のエッセイ漫画となると、どうしても「何だかんだ言っても我が子超かわいー」なノロケ話に落ち着きがちですが、そんなよくも悪くも穏やかな風情の育児エッセイ漫画界で、異彩を放っています（類似する感触のものとして、榎本俊二の「カリスマ育児」も、かなりアナーキーな匂いを放つ秀作です）</p>

<p>勿論、子供のイタズラするところや、悪魔にも見紛う暗黒面を全面に押し出しつつも、そこにきちんと母性が介在するから、読者も安心して笑えるのでしょう。<br />
あらすじを紹介しようかと思いましたが、内容が主に一ページ単位の読み切り漫画なので、紹介するよりも読んで頂いた方が、早いかと思われます。<br />
って、そんなことを言ってしまったら、一応書評・紹介ブログという形を取っている身としてアウトですから、自分がグッと来たセリフを一カ所抜粋してご紹介。</p>

<p>西原さんが息子を褒めます。<br />
ブロックが上手、ボール遊びが上手、とにかく、まー色々上手、と。<br />
それに対して息子が「かあさん、ほめてばっかじゃだめなんじゃない」と。<br />
するとそれに対して</p>

<p>「あんたをねえ　けなしたらねえ　キリがないの<br />
朝から晩までおこってなきゃいけないの<br />
お母さん自分のためにあんたをほめてんの　わかった？<br />
わかったら返事しなさいよ！」</p>

<p>......いやぁ、明言ですね。<br />
個人的な話になり恐縮ですが、私も悪事ばかり働いていた割にあまり親から叱られた記憶が無いのですが、きっと両親はこのような心境だったのでしょう......西原さんに言われて初めてわかる親の気持ち。</p>

<p>このように、無知だった自分の視界をぐわっと広げてくれる一品です。<br />
でも、子供向けではないでしょうね、この味わいや、気づきは、おごり高ぶった大人にこそ必要です。</p>

<p>インドの女神・カーリーは血を好み殺戮を楽しむ破壊の女神として扱われていますが、無知を破壊して、知識を得ようと努力する人達を祝福する存在でもあります。<br />
いささか詩的な表現になりますが、創造的かつ破壊的な力を持つ女神、というと、まさしく西原さんのことではないでしょうか。</p>

<p>これからも、厚顔な人々の視野を広げてくれる存在であってください。<br />
そして、彼女のマージャンルポや、体当たり海外ルポはちょっと刺激が強くて......という西原理恵子初心者の方には、まず最初にこちらをオススメしたいです。</p>

<p>※カーリーとは、けっして某華道家のロン毛のことではありませんので、あしからず。</p>



]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>【鶏肉倶楽部】　中村明日美子</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/25_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.25</id>

    <published>2009-05-19T08:26:29Z</published>
    <updated>2009-05-19T09:01:49Z</updated>

    <summary> 鶏肉倶楽部 (F×COMICS) (コミック)  中村 明日美子 (著)  鶏...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミック（サブカル）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミック（サブカル）　鶏肉倶楽部　中村明日美子" label="コミック（サブカル）　鶏肉倶楽部　中村明日美子" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4872336720&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>




<p>鶏肉倶楽部 (F×COMICS) (コミック) <br />
中村 明日美子 (著) </p>







<p>ドラァグクィーン。<br />
鳥姦。<br />
カニバリズム。<br />
性的奉仕漫画アシスタント。<br />
同性愛（レズビアン・ホモセクシュアル両方含む）。</p>

<p>こう書くと、「どこのサバトですか？」と聞きたくなってしまいますね、わかります。</p>

<p>これは、今や大ブレイクした「Ｊの総て」の中村明日美子の初期作品短編集に出てくるモチーフを抜粋したものです。<br />
この部分だけを読むと、どこのアングラ漫画か？と思いますが、ページを開くとその絵の美麗さに惑わされて、正直そんなのどうでも良い！と思えてしまうのだから、この漫画家は凄い。</p>

<p>雑誌ＫＥＲＡ！で連載中の「ノケモノと花嫁」、「２週間のアバンチュール」など、最近の画風は可愛らしく丸っこい輪郭の少年少女がメインになってきたようですが、初期の中村明日美子の画風はそういったロリータが自作でシール作って携帯に貼るような可愛らしいものではなく、どちらかというと、人形作家吉田良の作る人形や、宇野亜喜良のイラストを彷彿とする、丁寧かつ病的なものでした。<br />
今も、その細部に渡る繊細さは継続されているようですが、どちらかと言えば、画風の点だけでいうと、初期の方が好きですね、私は。<br />
個人的には、夢野久作の表紙を手掛けた米倉斉加年や、中村宏の女学生を思い出したりもします。</p>

<p>内容ですが、正直言って血みどろだったり、鬼畜だったり。<br />
表題作「鶏肉倶楽部」は、名立たる貴族や知識人のみが入会を許された、卵から鶏を育てて、一年後にそれらの鶏の味比べをする、という話です。<br />
正月に卵を貰い、それを主人達が一肌で温めて孵し、一年間愛情こめて育てて、まぁ最後には食べちゃうんですけれどって話。<br />
勿論それだけのお話では無いのですが、そこは読んだ人のみのお楽しみ、ということで。<br />
コマ割の秀逸さ、曲線の独特さは、この時点から健在です、明日美子ファンは必見です。</p>

<p>また、家の前を通る女学生に恋をするレズビアンの未亡人の話（とっくりとエロティックですが、ユーモアも入っているので読みやすい！）なんかも面白いです、が。<br />
そんなに女子が好きで、この未亡人はよく旦那と結婚できたな、とか基本的な疑問が浮かんできますが、それは中村明日美子という漫画家が、良い意味で好き勝手に自己の美的価値観をフル稼働して漫画を描いていることの表れかとも思えます。</p>

<p>まったく個人的な趣味ですが、私はこの短編集に出てくる、ドラァグクィーンの「マー様」のファンです。<br />
現在はごくごくシンプルなものになってしまいましたが、作者自身の個人サイトでも人気投票でも、短編こっきりの登場だったのに、結構上位にランクインしてましたよ！さすがカリスマ！<br />
マー様が出てくる話は、マー様に恋をしたカマトトぶった肉食女子がむりくり彼（彼女？）を襲う、という話なんですが、何でかなぁ、こう、何度も読み返したくなる色気のようなものが、有るんですよねマー様には。</p>

<p>また、中村明日美子の「コペルニクスの呼吸」という長編漫画（つっても全２巻）に出てくる重要人物レオの若かりし頃の物語も入っていますので、そちらも必見です。</p>

<p>と、ここまでべた褒めしていますが、線はさすがに粗い部分は否めません。<br />
抽象的になりますが、「Ｊの総て」が滑らかな丸ペンで描かれたものであるとするならば、こちらは０．４のミリペン、といった感じでしょうか。<br />
また、アングルも独特なので、たまにどの身体部位を描いているのかよく解らないコマがあったり、「え？奇形？？」と変な汗を描きそうな場面もあります。<br />
ですが、それ故に、今現在は若干ステレオタイプの愛され画風となった作者の、毒を含んだ美しさを堪能できるとも言えます。</p>

<p>世界観が独特なので、受け入れられない人には、きっとまったくダメな代物でしょう。<br />
ですが、松本次郎や岡崎京子の作品に出てくる登場人物と違って、この作品集に出てくるキャラクターには、悲愴感があまり感じられない点も魅力と言えます。</p>

<p>巧みで美麗な線を駆使して、読者を実にあっけらかんとした境地へと連れて行ってくる作品集だと思います。</p>

<p>※中村明日美子は近年いきなり人気が出た為か、2002年に初版で出たときと、2006年以降の物は、表紙が変わっています。<br />
今の水彩画のような淡い色合いの表紙も素敵ですが、個人的にはカラートーンを使用したかのような、毒々しい色使いが潔い初版の方が合っていた気もしないでもないです。</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>【百頭女】　マックス・エルンスト</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/24_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.24</id>

    <published>2009-05-18T07:43:59Z</published>
    <updated>2009-05-18T08:28:32Z</updated>

    <summary> 百頭女 (河出文庫) (文庫)  マックス エルンスト (著), Max Er...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="アート・デザイン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="アート・デザイン　百頭女　マックス・エルンスト" label="アート・デザイン　百頭女　マックス・エルンスト" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4309461476&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>






<p>百頭女 (河出文庫) (文庫) <br />
マックス エルンスト (著), Max Ernst (原著), 巌谷 国士 (翻訳) </p>

<p><br />
</p>



<p>唐突ですが、最近っていろんな本が出回ってますよね。<br />
古本屋の店員をする前もそう思ってましたが、店員になってから、更に如実に感じるようになりましたよそこらへんは。<br />
この現代、消費者の大部分を占めるであろう若者達の心を射止めるのは、何はともあれ物珍しさ！な風潮が、そのような奇抜な本をぽんぽん産出している原因なのでしょうね。<br />
しかし、変わった装丁の本を眺めたり、手に取ったりして、「へーすごいな」と感心はしても、私達は果たしてそれに素直に感銘を受けたり、もしくは直接脳を絞られるような衝撃を受けることがあるといえるでしょうか。<br />
勿論、かく言う私も、変わった装丁の本には目が無く、昔の鏡台のように左右開きになる本や、アコーディオンの如くだんびらに広がる細工本を目にしたとき、「わーぉ」と素直に手に取ってしまうジャンボリーな少女でありました。<br />
しかし、この本の表紙を見たとき、一見何の変哲も無い本に見えて油断していると、じわじわと滲み出てくる違和感に堪え切れなくなり、ついつい鳥肌が立ったものです。<br />
この本は、パッと見、特に変わった細工やアイデアが活用されているわけではない、普通の一冊の本です、しかも私が手に取ったのは文庫版。<br />
絵画集や図録は、そのサイズが小さくなるにつれ、自ずと迫力も縮小してしまうものですが、この本は、いや作品達は手のひらサイズでも凄かったのです。</p>



<p>マックス・エルンストは、この「百頭女」とともに、「慈善週間」や「カルメル修道会に入りたかった少女の夢」といった、コラージュ作品集を刊行しています。<br />
これらの作品は総じて、コラージュ・ロマンとされ、長年に渡って、私達を虜にしてきました。<br />
ここで画像を紹介出来ないのが残念ですが、本当に、見れば見るほど疑惑ばかりが浮かんで、胸騒ぎがしてくる作品ばかりです。<br />
かといって、作品がいたずらにグロテスクだったり、ホラーというわけはなく、印象的にはシュルレアリスム的な受け取り方をする方が多いでしょう（てーか、実際シュール過ぎて意味解らん！！ってなったりする）</p>

<p>この作品は、本来は画家であるエルンストが、１９世紀の書籍から切り取ってきたパーツを組み合わせて、新たな世界観を構築する、といったものです。<br />
見開きのページに一枚載っている絵には、それぞれ一文が添えられてあります（みつを的？絵本的？）<br />
しかし、その一文がそれぞれ一筋縄にはいかない。</p>

<p>「風景の無意識は完璧になる。」<br />
「直径の大きな叫び声が、果物と肉片を棺桶のなかで窒息させる。」<br />
「そして画像たちは地面まで降りてくるだろう。」<br />
「両目のない目、百頭女は秘密を守る」<br />
「犯罪か奇跡か――一人の完璧な男」<br />
「無原罪の宿り」</p>

<p>......ああ！何この意味深さ！！頭痛してくる！<br />
と、そこで本を投げ出してはいけませんよ。<br />
一見意味不明なこのフレーズも、次々に読み進めていくうちに、段々とすだまのイメージとして繋がってくるのです、ほんとだって、うそじゃないって。</p>

<p>時代背景が時代背景なので、この作品には、キリスト教に対する風刺も含まれているようです。<br />
特に最初に出てくる「犯罪か奇跡か～」の一枚は、キリストの誕生を示していることは明確です、しかし、それ以後の数枚は、マリアの受胎が幾度も失敗する様子が描かれていたりします。<br />
この時点で、エルンストが、キリスト教に対して、別の側面からスポットを当てようとしたことが解ります。<br />
エルンストは、キリスト教を盲目的に支配的な観点ではなく、描こうとしたのではないでしょうか。<br />
また、特定のキャラクターとして、鳥類の王ロプロプ・老いた無力な男「永遠の父」・困惑と騒乱の象徴である百頭女・幽霊たち等が出てきます。<br />
キリストが降り立った世界は、百頭女によって騒乱へと巻き込まれ、それをロプロプが破壊し、文字通り「再生と破壊」の繰り返しを、この一冊で味わうことが出来るというわけです。<br />
この破壊と再生の輪から、インドの三大神「ヴィシュヌ」「ブラフマン」「シヴァ」を彷彿としたりしますね（本書では、シヴァ的な役割を担うのはロプロプか？）。<br />
また、この本の原題は「La Femme 100 Tetes」 といい、サンテート(100 tetes)はサンテート(sans tetes:無頭）をあらわすと言いますから、この部分も実にひねりが効いているもんです。<br />
日本で無数のことを八百万、と言い換えるのとも、若干似ているような気もします。</p>

<p>......何だか、難しいことばっか書いた気がします。<br />
すんません。<br />
でもそう考えると面白いと思いませんか？<br />
一見意味不明なコラージュ奇書に、複雑な風刺が含まれていると考えてみたら、どうでしょうか？<br />
この本が本当に目新しさと奇抜さだけで売っているとしたら、これまで生き残ることはできないでしょう。</p>

<p>この本から、私達は既存の物を恐れることなく、新しいものをつくり出すことを、再度学ぶべきなのかもしれません。</p>





<p>......言い忘れました！！<br />
文庫でも堪能できますが、お金に余裕がある人は、単行本を購入されることをオススメします！！<br />
細部の出来が違うと、メッセージ性もまた違ってくると、私は思うからです。<br />
ま、肝心の私めはと申しますと、立ち読みでしか単行本を読んだことがないんですがね......。<br />
お金持ちになったら、即行で入手します、ヨヨヨ。</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>相互リンク集1</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/23_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.23</id>

    <published>2009-05-15T14:26:22Z</published>
    <updated>2009-05-30T13:32:11Z</updated>

    <summary>1． ネットって 超便利!せっかくネットをするのなら・・・楽しく お得に 活用し...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="リンク集" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="相互リンク集1" label="相互リンク集1" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<p>1．<br />
ネットって 超便利!せっかくネットをするのなら・・・楽しく お得に 活用しましょう♪   v(≧∇≦)v<br />
<a href="http://happycafe.chu.jp/">Happy*cafe</a></p>

<p>2．<br />
いくらがんばっても大損するばかりの毎日で、インタネットビジネスに夢破れ絶望し、どうして良いか途方にくれる日々を送っている人々や、シニヤの方々。超初心者向けに『継続的不労収入』を確実に稼ぐツール、及び優良情報商材等の提供をしていきます。<br />
<a href="http://auk.in/">暴露!情報社会の影と暗闇!</a></p>

<p>3．<br />
ダウンタウンまっちゃん、サンドウィッチマン伊達さんはじめ、芸能人の愛用者の多い和柄ブランド「むかしむかし」の正規販売店です。購入者に300ポイント還元中!人気のアクセサリーも販売中です。<br />
<a href="http://www.animal-favor.com">Select Shop アニマル・フェイバー</a></p>

<p>4．<br />
当サイトMonomono Search別館「KEYWORD CHECK!!」では数ある商品をキーワード別に情報をご紹介しております。<br />
<a href="http://monomonosearch.sakura.ne.jp/keyword/top">KEYWORD CHECK!!</a></p>

<p><br />
6．<br />
洗車に関する知識と商品のインプレと紹介。プレストコートの長期スパンでの使用観察記。<br />
<a href="http://rakuraku.geo.jp/">楽楽洗車</a></p>

<p>7.<br />
【クーリングオフ代行手続】訪問販売,布団,浄水器,活水器,電解洗浄水生成器,磁化処理器,磁力活水器,掃除機,空気清浄機,学習教材,印鑑,補正下着,着物,リフォーム,太陽光発電,エコキュート,キャッチセールス,絵画,シルクスクリーン,通信教育,資格教材,二次被害,2次被害,デート商法,ジュエリー,ダイヤ,レジャー会員権,メンバーズクラブ,在宅ワーク,マルチ商法,ネットワークビジネス,エステ,結婚相談<br />
<a href="http://www.mjimu.com/">クーリングオフ代行手続専門法務事務所</a></p>

<p>8．<br />
すべてオリジナルの犬用手編ニットセーター販売。フルオーダーメイドで「うちの子サイズ」お作りします。秋冬物から春夏物、季節物、イベント物、1点物、セール品取り揃えております。マムズのセーターがお気に入りのMam'sっ子が集まるオフ会も開催中<br />
<a href="http://mams-f.net/">犬オリジナル手編みセーター販売Mam's FACTORY</a></p>

<p>10．<br />
日本中のコンサート、音楽教室、演奏家情報を収集中<br />
<a href="http://www.remifasolasi.com">クラシック音楽プチ</a></p>

<p><br />
11．<br />
DELTA WORKS は熊本市にあるウェブ製作集団であり、メディア・クリエーターの集団です。それぞれの専門分野を持つ人材が集まりプロジェクトごとに仕事をしています。<br />
<a href="http://www.and-g.com/wordpress/index.php">熊本のCMS製作会社デルタワークス</a></p>

<p>12．<br />
bbit search・・・あなたにピッタリの『ビビッ』となサイトをご案内<br />
<a href="http://bbit.biz">bbit search</a></p>

<p>13．<br />
携帯サイトも登録も可能ですすぐに新着とサーチエンジン登録されますまたブログにも登録されます<br />
<a href="http://youpapasearch.dialog.jp/">ゆうパパサーチ携帯版</a></p>

<p>14．<br />
求人情報満載![探す]求人広告検索&[待つ]スカウトシステムで効率的な仕事探し。無料モニター参加企業様には最低1年間以上、何度でも求人広告を掲載させて頂きます。<br />
<a href="http://www.access-me.jp/">求人広告と仕事探し/求人求職のアクセスMe</a></p>

<p>15．<br />
自動車整備士専門学校 赤門自動車整備大学校<br />
<a href="http://www.akamon.org/">自動車整備士専門学校 赤門自動車整備大学校</a></p>

<p>16.<br />
オレンジムーンサーチは、相互リンク型の検索エンジンです。ホームページを登録・検索できます。SEO対策やアクセスアップにご利用ください。<br />
<a href="http://www.orange-moon.org/search/">オレンジムーンサーチ</a></p>

<p>17.<br />
ビジネスからショッピングそして趣味まで、総合リンク集<br />
<a href="http://starbiz.jp/pages/link/index.php">StarBiz-Link</a></p>

<p>18.<br />
ガソリンを節約するならシェルのカードがお得!!～初年度年会費無料～ではシェルのクレジットカード申込みが出来ます。シェルのスターレックスカードならガソリン代が使うほどお得に!!<br />
<a href="http://www.h6f.org/">ガソリンを節約するならシェルのカードがお得!!～初年度年会費無料～</a></p>

<p>19.<br />
我が家の愛犬ゲッツ君とグッチ君のページ。他、犬に関する総合ページ。<br />
<a href="http://dogs.taretare-ggs.com">GG'S Search</a></p>

<p>20.<br />
アフィリエイトでおこづかい稼ぎする方法や無料サービスで節約する方法をご紹介<br />
<a href="http://www.akika.info/">おこづかいをネットで稼ぐ</a><br />
					<br />
21.<br />
国際結婚をお考えの男性に素敵な中国の女性との国際結婚を仲介。国際結婚をするなら国際結婚「愛縁」にお任せ下さい。<br />
<a href="http://www.aien-china.com/">国際結婚 中国 仲介 「愛縁」</a></p>

<p>22.<br />
地域情報・旅行情報を持つホームページをリンクして皆様の役に立つリンク集にしましょう、とどんどん登録してください。<br />
<a href="http://www.itsumono.com/too/">地域情報・旅行情報</a></p>

<p>24.<br />
家庭教師プロサーチは子供に合った家庭教師を選べる派遣会社を厳選して紹介しています<br />
<a href="http://tutor.jmj.at/">家庭教師を選ぶなら家庭教師プロサーチ</a></p>

<p>25.<br />
URL短縮サービスを提供しているサイトです。■使い方→短縮したいURLを小窓に記入して『短縮実行』ボタンを押すと短縮後のURLが表示されます。それを選択して、右クリック、コピーしてお使いください。<br />
<a href="http://4mydw.com/tooland/">長いURLも一発短縮!【URL短縮サービス TINY for Everybody】</a></p>

<p>26.<br />
地域情報、パソコン関連、インターネット関連、ホームページ関連、ショッピング<br />
<a href="http://dolphin-miyako.net/">宮古島なび</a></p>

<p>27.<br />
人気ダイエットのターボジャムのご紹介。詳しい内容や効果、口コミ、動画まで、ターボジャムを徹底分析! もちろん通販へのリンクも。<br />
<a href="http://xn--yckn1grao1m.wa28.net/">ターボジャム</a></p>

<p>28.<br />
ベトナム英語とベトナム語、できれば東南アジア文化圏の英語について調査したいと思っています。<br />
<a href="http://vietlish.info/vietlish.html">ベトナム英語</a></p>

<p>30.<br />
Webクリエーター総合<br />
<a href="http://www.at-ez.net/link/">アット・イーズ</a></p>

<p>31.<br />
遺言、相続、離婚、会社設立、各種許認可や日々の暮らしのなかで困っていることなど。あなたを笑顔にするお手伝いをさせてください。<br />
<a href="http://www.office-ichigo.com">岐阜県羽島市のいちご行政書士事務所</a></p>

<p>32.<br />
乾燥肌を改善してしっとりもちもち肌を手に入れよう!!(変更可)<br />
<a href="http://www.kansoutaisaku.com/">乾燥対策ドットコム</a></p>

<p>33.<br />
催眠療法(ヒプノセラピー)・前世療法のことなら東京都内で展開中のOFFICE KONDOUへ催眠療法(ヒプノセラピー)は貴方の潜在意識に 直接語りかける 事で飛躍的に暗示効果を高めます、 健全な心、バランスの取れた精神を 取り戻す お手伝いをいたします。<br />
<a href="http://www.office-kondou.com/">オフイスコンドウ</a></p>

<p>34.<br />
総合リンク集<br />
<a href="http://ani.atz.jp/">A-SPOT [リンク集]</a></p>

<p>36.<br />
アクセスアップを支援する検索サイトです。ジャンルを問わず無料でご登録できます。<br />
<a href="http://www.albaal.com/">SEO対策アクセスアップe検索</a></p>

<p>37.<br />
宮崎市田野町の一般廃棄物収集運搬受託業、一般廃棄物収集運搬業(事業系)、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業(中間処理)<br />
<a href="http://suehara.main.jp">廃棄物収集運搬、処分業の末原産業</a></p>

<p>38.<br />
愛知県小牧市周辺の地域情報を紹介しています。<br />
<a href="http://komaki.ikomai.net/">こまきドットいこまい.net</a></p>

<p>39.<br />
燃油サーチャージについて<br />
<a href="http://sakai-de.net/">燃油サーチャージ</a></p>

<p>40.<br />
情報商材ならおまかせ!!最大700種以上の特典をご用意して、皆様のご来店をお待ち致して居ります。<br />
<a href="http://affilo.net/shop/">お宝情報館</a></p>

<p><br />
41.</p>



<p>42.</p>



<p>43.</p>

<p><br />
44.</p>

<p><br />
45.</p>















<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>【ねじ式】　つげ義春</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/22_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.22</id>

    <published>2009-05-15T08:29:46Z</published>
    <updated>2009-05-15T09:04:26Z</updated>

    <summary> ねじ式 (小学館文庫) (文庫)  つげ 義春 (著)  出版社 / 著者から...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミック（サブカル）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミック（サブカル）　ねじ式　つげ義春" label="コミック（サブカル）　ねじ式　つげ義春" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[



<p>ねじ式 (小学館文庫) (文庫) <br />
つげ 義春 (著) </p>



<p><br />
出版社 / 著者からの内容紹介<br />
▼第1話/ねじ式▼第2話/沼▼第3話/チーコ▼第4話/初茸がり▼第5話/山椒魚▼第6話/峠の犬▼第7話/噂の武士▼第8話/オンドル小屋▼第9話/ゲンセンカン主人▼第10話/長八の宿▼第11話/大場電気鍍金工業所▼第12話/ヨシボーの犯罪▼第13話/少年▼第14話/ある無名作家</p>

<p>●あらすじ/1間の狭苦しいアパートに住む夫婦。売れない漫画家の夫を、ホステスをする妻が養っている。その妻がある日、夫に向かって「文鳥が飼いたい」と言い出した。夫は渋るが、お金まで用意していた妻に押され、彼らは連れだって文鳥を買いに行く。いつしか「チーコ」と名付けられたその文鳥は、しだいに夫にも可愛がられるようになっていた。そんなある日、夫は遊んでいる最中に、誤ってチーコを床にたたき付け、死なせてしまう(第3話)。<br />
▼温泉にやってきた武士・平田は、泊まった宿で相部屋を言い渡される。部屋に入ってきた男は異相の持ち主であり、かつ何気ない動作にもすきがなく、平田の目にはいっぱしの武芸者と映った。その後も平田は彼の振る舞いを観察し続け、確信をもって「彼は宮本武蔵である」と宿の主人に告げる。主人がそのことを触れ回った結果、宿にはたちまち近所から客が押し寄せ、超満員となったのだが...(第7話)。<br />
▼漫画家をしている安井のもとに、かつてアシスタントをしていたときの同僚・奥田が訪ねてきた。彼はアシスタントの仕事では自己表現ができないと考え、安井と入れ違いのように辞めてしまっていたのだ。しかしその後もつきあいは細々と続き、その間に奥田はバーテンを経由して、挙句にトルコ嬢のひもに成り下がっていた(第14話)。●その他DATA/解説・佐野史郎 </p>

<p>出版社からのコメント<br />
誰もが経験したことがあるような悪夢の世界を再現し、コミック界に金字塔を打ち立てた「ねじ式」をはじめ、作者の代表作ばかりを集めた短編集。巻末に、映画『ゲンセンカン主人』に主演した俳優/佐野史郎の解説を掲載。 </p>



<p>ここから書評です。<br />
つげ義春ねぇ、本当に、好きな人はどっぷりと浸かる漫画作品を多々算出した漫画家ですね。<br />
私は、母に文庫で「ねじ式」「紅い花」を与えられ、後はコンビニコミックで「無能の人」を読みました。<br />
漫画界に多大な影響を与えた作家らしいですが、私、最初に彼の絵を見たときに思い出したのは、水木しげる先生の方でしたね、だってタッチがものすご似ているもの。<br />
......と、思ったら、彼、水木しげる先生のところでアシスタントしてました。<br />
やはり、師事した方の影響って如実に出ますね、特に画風とかともなると。</p>

<p>そんなこんなで、「ガロ」という雑誌で不条理漫画の真骨頂を築いたとされる彼の表題作、「ねじ式」です。<br />
この作品、読んでみると解りますが、漫画なんだか絵画なんだか......イマイチ判断が困難です。<br />
ですが、登場人物の独特な言い回し（「手術」を「シリツ」と言ったりね）や、海辺の風景、眼医者の看板ばかりの通りなど、出てくるものは確かに漫画的要素を含んでいます。</p>

<p>内容ですが、かいつまんで話すと、一人の青年が死にかけて、手術して貰って助かる話です。<br />
と、一言で書くとそれまでですが、この青年、海でメメクラゲに刺されて、腕の静脈が切断されて（何故いきなり静脈切れたのか不明）、傷口から露出したちぎれた血管の端を、自らの手で押さえながら、自分を助けてくれる医者を探すというものです。</p>

<p>そして、ねじ式、というのは、彼の血管をつなげるために行った手術が、血管と血管をねじでとめること、ということからきています。<br />
もうこの時点で何言ってるんだか解りません。<br />
つげ義春がスランプに陥っていた時期に、見た夢をそのまま漫画にしたものだとも言われているくらいです。<br />
出てくる人々や、セリフ回しも、寺山修二の戯曲？いやむしろ前衛的？？とも取れる支離滅裂かつ独特なものです。<br />
彼の作品は、絵柄やコマ割の持つノスタルジックな雰囲気が魅力だとよく言われますが、セリフ回しもひと癖ふた癖ある、アクが強いけれども、読み進めずにはいられない味があります。</p>

<p>しかし、この作品、表題作の割には、もしかしたらつげ義春初心者にはあまり向いていない作品ではないか？と思います。<br />
彼の作品の魅力のひとつに「不条理さ」は不可欠でしょうが、これは不条理以外の何物でもないような......<br />
カフカが好きな人には良いかもしれませんが、シュール過ぎるでしょう、これは。<br />
多分、何の予備知識も無く読んだら、ホラー漫画にさえ感じられるかと思います。<br />
もし、もっと解りやすい郷愁なりやるせなさを感じたいのならば、これではなく、「無能の人」などを読んだ方が良いかとも思います。</p>

<p>ですが、この作品が高く評価されているのは、少ない情報と、深読みせずにはいられないセリフ回しと、頽廃的とも言える画風にあるのでしょう。<br />
古い漫画とは思えない......などと歯の浮くような使い古されたお世辞を使いたくはないですが、今現在、彼の残した「ねじ式」ほど、読者の想像をかきたてる漫画が、どのくらい世の中に存在しているでしょうか？</p>

<p>頭を使いたくないし、使ったって解るわけではないですが、頭を抱えて考え込みたい人にオススメしたい一冊です。</p>



<p>※余談ですが、「ねじ式」や「紅い花」は映画化されていますね。<br />
「ねじ式」は浅野忠信主演で映画化されていますが、実際に見ても何やってんだか意味がよく解りませんでした。<br />
やっぱり映画は映画、と割り切るのが大切ですねー。</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>【東京ゴミ袋】　瀬戸山玄</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/21_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.21</id>

    <published>2009-05-13T08:24:11Z</published>
    <updated>2009-05-13T08:59:12Z</updated>

    <summary> 東京ゴミ袋 (ちくま文庫) (文庫)  瀬戸山 玄 (著)  東京ゴミ袋 (ち...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="サブカル（アンダーグラウンド）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="サブカル（アンダーグラウンド）　東京ゴミ袋　瀬戸山玄" label="サブカル（アンダーグラウンド）　東京ゴミ袋　瀬戸山玄" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4480420177&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>




<p>東京ゴミ袋 (ちくま文庫) (文庫) <br />
瀬戸山 玄 (著) </p>





<p>出版社からのコメント<br />
■■拾い集めた人間模様の記録■■ <br />
ゴミ箱というパンドラの箱を開けると、ツーンとした臭いの先に、都市生活者の事情が見えてくる。 </p>

<p>風俗嬢、ファストフード店、相撲部屋、不法滞在外国人、極道一家、新々宗教団体......のゴミ袋のなかに押し込まれたそれぞれの素顔。 </p>

<p>本音と建前、虚栄心と劣等感が入り混じる欲望の残滓を捉えた写真ルポです。 </p>

<p>あとがきより </p>

<p>　たとえば、動物学者たちのフィールドワークは野生動物の排泄物を山野に捜すところから始まる。つまり出口から入口を探ろうというわけである。同様に、都会のあちらこちらに出向いてゴミをサンプリングする作業もまた、都市生活の隠れた部分を考察するために編み出した自己流の変化球だった。 </p>

<p>　しかしこの試みも、ともすれば他人のプライバシーへの関わりという点で、一歩誤ると卑俗なのぞき趣味に転落しかねないフィールドワークだ。このことも含みおきながら観察者がゴミに一番強く求めたもの、それは空虚に記号化して氾濫する情報ではなく、実体として存在する生活断片だった。その意味においてゴミはまさしく紛れもないある個人の、ある集団の、ある地域の生々しい情報だった。と同時にそれは彼や彼等を鮮明に物語る細々とした人間模様の山でもあった。また、空カンから核廃棄物にいたるまで、究極の使い捨て時代に揺れる都市のゴミ問題を、ヒトの執着の履歴としてたぐる、路上の視点から捉えてみたいという目論見もあった。 </p>







<p>ここから書評です。<br />
唐突ですが、私、ちくま文庫が大好きなんですよ。<br />
実家に帰省する際なんて、書店で１～２冊は必ず購入していると思います。<br />
とくに、写真が充実していて、勿論値段はそれなりに張りますけれど、それぞれ期待を裏切らない一冊になっていますね。</p>

<p>で、今回取り上げるのは「東京ゴミ袋」です。<br />
タイトルのまんま、内容は「東京のゴミ袋......をひっちゃぶいた中身」です。<br />
まだゴミ袋が真っ黒で、中身になにが入っているのか、解らなかった８０年代。<br />
私も、幼い頃のおぼろげな記憶の中に、ゴミ収集日の朝になると、電信柱の下に要塞のように積み重なった黒いゴミ袋の姿を思い出します。<br />
今現在の半透明（というか、透明？もしくは白）のゴミ袋に変わってから、確かに犯罪は減ったようですが、同時に様々なプライバシーというか、いろんなことが恥ずかしげも無く路上に露呈しているようにも感じられます。<br />
黒いゴミ袋を見たとき、漆黒のビニールの向こうに、何かとんでもない秘密が隠されているのではないか？とハラハラした経験が、20代以降の方には少なからずあるのではないでしょうか。</p>

<p>そんな好奇心と知識欲（ただの覗き趣味？）を充分に満足させてくれるのが、この一冊です。<br />
まず、装丁自体がもう既に「うっ......」となりませんか？なりませんか？？<br />
黒い地面の上に、不規則な亀裂を覗かせて横たわるスイカと思われる果物。<br />
白く粉をふいた果実の表面と裏腹に、傷んだ中身は内臓とも思しき鮮やかな色彩を見せています。<br />
最早、表紙からして、「黒いゴミ袋から垣間見える人間の赤裸々な部分」を連想させているわけです。<br />
（深読みかもしれないですけれどね！！）</p>

<p>そんなメタ芸術やエッシャーのだまし絵なんぞを勝手に連想しながら、中身を開くと、内容もこれまた凄い。<br />
風俗嬢や不法滞在外国人といった、如何にもサブカルがウッホウホ喜びそうなキナ臭いものから、相撲部屋などという想像できないような場所のゴミまで、ザバザバと曝け出し、フィルムにおさめていきます。<br />
あまりにも生々しい写真の数々に、想像を掻き立てられるということを通り越して、「これ以上色々と想像させないで！」と叫びたくなるような場面もしばしば。<br />
勿論、バッチイものや臭そうなものもありますから、そういうものがダメな潔癖な方はもうこの時点でアウトでしょう。<br />
良い本だと思いますが、引き留めはしません、どうぞ夢に出ないうちにその場を立ち去りましょう。</p>

<p>しかし、ゴミというのは奥深いものです。<br />
出版社からの紹介文に、動物の糞から生態を調査する、とありますが、まさにその通り。<br />
ゴミというのは、かつて自分が必要として、吸収し、屠り尽くしたものの残滓であり、自分の分身なのです。<br />
私達は、自分の紹介をするとき、「自分に必要なもの」をあげるのと同じくらい、「自分にはいらないもの」を語ることが、何よりも自らを語ることに、もっと気づくべきでしょう。<br />
（「インテリで細身な男性が好き」と言うのと「体格が良くて脳みそ筋肉な男性は絶対嫌」と言うことって、実は同じことを言っていると思いませんか？）</p>

<p>今の時代にこれと同じような写真ルポをやらかしたら、即行で警察にパクられることが予想されます。<br />
時代は一昔前と思われるかもしれませんが、８０年代の暗いゴミ袋の向こうには、現代と変わらぬ人間の生活と欲望が渦巻いているのです。</p>

<p>もし、<br />
「このままじゃ趣味でひとんち覗きそう」<br />
なんて、ギリギリな性癖一歩手前の方がいたら、犯罪に手を染める前にこの一冊！！</p>

<p>他人の秘密を覗く快感に味をしめてしまったら危険ですが、そこはあくまで自己責任でお願いします。<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>【寝言サイズの断末魔―いい年コイた大人の絵日記〈其之1〉】　松尾スズキ　</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/20_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.20</id>

    <published>2009-05-13T06:57:43Z</published>
    <updated>2009-05-13T07:34:31Z</updated>

    <summary> 寝言サイズの断末魔―いい年コイた大人の絵日記〈其之1〉 (扶桑社SPA!文庫)...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="サブカル（タレント）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="サブカル（タレント）　寝言サイズの断末魔―いい年コイた大人の絵日記＜其之１＞　松尾スズキ" label="サブカル（タレント）　寝言サイズの断末魔―いい年コイた大人の絵日記＜其之１＞　松尾スズキ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4594048129&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<p><br />
寝言サイズの断末魔―いい年コイた大人の絵日記〈其之1〉 (扶桑社SPA!文庫) (文庫) <br />
松尾 スズキ (著) </p>





<p>芸能人のブログというものに、ほとんど興味が湧かない性質です。<br />
芸能人、有名人とあれども、その生活の大半は「なに食った」「これ買った」「これから収録」「みんな愛してるよ☆」ぐらいのもんだろう、と考えているからです。<br />
このような辺境（？）の書評ブログを覗いている皆様の中にも、何人かはそのような方がいらっしゃるのではないかと思います。<br />
ですが、そんな方に私がオススメしたい一冊、それがこの本です。</p>

<p>この本は、週刊ＳＰＡ！に連載された、松尾スズキの短編エッセイ（というよりも絵日記）です。<br />
松尾スズキ、というと、現在では用意にチケットすら入手できない人気劇団「大人計画」の主催ですが、彼、イラストレーターでもあるんですよね。<br />
この本にも、ひとつの日記につき、ひとつのイラストが掲載されています。<br />
（そのイラストがまた一筋縄ではない毒を含んでいて面白い！色彩感覚的にはジミー大西ですが、脳の傷み具合は松尾さんの方が絶対上）<br />
彼が言うことには、「大人計画」の劇団員の大半が、「もうそこらへんでやめとけよ」ということに対して「まだまだぁ」「もっとやるぅ」と駄々をこねるような過剰な人だそうですが、貴方が一番過剰ですよ！忙しさ的にも、才能的にも！<br />
とにかく、脱帽してしまうこと請け合いです。</p>

<p>内容は、何のことはない、本当に絵日記です。<br />
今日はどこそこのうどんを食ったとか、そういうどぉーでもよいことばっかり出てきます。<br />
でも、何気ない日常（といっても一般人には解りえないぐらいにアグレッシブに多忙）を、こうも面白く書けてしまうのは、まさしく彼の文才であり、ひんまがった視点ならでは！！<br />
とくに通学・通勤に、何も考えず、「あーしんど」な状態で読むのに適した一冊だと思います。</p>

<p>しかし、作家のエッセイや日記というと、川上弘美さんの「ゆっくりさよならをとなえる」とかを想像して、「ああ、一作一作がきちんとした世界観で、読んでホッとして思い出して切なくなるような、そんなものなのね......」なんて考えちゃう方、甘いですよまだまだ。<br />
毒を吐き、仕事をこなし、週に三回飯を作ってくれたらアタリ！な嫁（現在は離婚しています、面白い嫁さんだったのに、残念）との、うっかりしたらスルスル通り過ぎてしまいそうな日常を、ここまで面白可笑しく、ときに自虐的に書き綴れるのは、さすが劇作家！といったところですね。<br />
まぁ、多少「具合わるい」や「仕事が多忙すぎてエマージェンシー」などといった内容が多いので、読んでいて不憫に感じられる部分もあります。<br />
読んだ人の中には、そんな彼の文章に「だったら書くなよ」と憤慨する人もおられるようですが、彼がそんなに疲労しているのも、すべては読者に観客に、作品を提供する為なんですから、大目にみてあげましょう。<br />
むしろ、彼の「え、これも演出？」と見紛うぐらいの情けない生活ぶりを笑って許してあげれるくらいの人じゃないと、彼の作品を楽しむことはできないでしょうね（戯曲にしても日記にしても何でも）</p>

<p>脱力×全力×絵日記、といった一見絶対仲良くできなさそうなものが見事に共存しているこの一冊。<br />
あまりに面白すぎて、私、油断して二冊も買ってしまいました（それはただのうっかりなだけ）<br />
仕事したくないと騒いでみたり、仕事してなきゃやってらんないと舞台袖でニヤニヤしてみたり、そんな矛盾した感覚、くたびれた大人には必ずや共感できるものかと思います。</p>

<p>タレント本なんて......としぶる貴方に、むりくり押し付けたい一冊です。</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>【どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行 くりくり編】　西原理恵子</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/19_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.19</id>

    <published>2009-05-13T05:59:49Z</published>
    <updated>2009-05-15T06:30:57Z</updated>

    <summary> どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行 くりくり編 (角川文庫)  どこへ行っても...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミック（サブカル）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミック（サブカル）　どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行くりくり編　西原理恵子" label="コミック（サブカル）　どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行くりくり編　西原理恵子" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4043543085&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<p>どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行 くりくり編 (角川文庫) </p>





<p>どこから突っ込んだらよいか解らない。<br />
そういう瞬間が誰にでもあります。<br />
たとえば、以前ゲーセンのトイレに入ってたら、丑の刻参りのごとき勢いでドアをどんどんされ、慌てて個室から出たら、両手に書類とティッシュテーパー（ボックス）を抱えた姉ちゃんが、口から泡を噴きながら立っていました。<br />
都会は怖い、と痛感した一瞬です、何事もなかったように走って逃げましたが。</p>

<p>......いや、これでは比喩が適切ではないですね。</p>

<p>松尾スズキの戯曲を初めて読んだときのような、置いてきぼり感と言いますか。<br />
過剰なもの、常軌を逸したものを見たとき、ポカーンとしつつも無意識のうちに目を凝らしてしまうこと、ありませんか？<br />
私は、西原理恵子の漫画に出会ったとき、まさしくそんな状態でした。<br />
下書き無しに描き殴ったような画風、酷過ぎる罵詈雑言、細かく書き込んである割りには中身があるんだか無いんだか解らない......<br />
昨今の、コンピュータ処理を施し、美麗以外の何物でもない漫画作品とは対極にあると思いました。</p>

<p>西原さんは、今年の四月から「毎日かあさん」という作品がアニメ化されていますから、知っている方も多いのではないでしょうか。<br />
うちの古書店にも何冊か有りますが、回転は速いです。人気があるということなんですね。<br />
特に、彼女の体を張った取材漫画には定評が有り、「できるかなシリーズ」なんか、特に人気が高いのではないでしょうか。</p>

<p>彼女は漫画界では他の追随を許さない無頼派としての地位を確立しています。<br />
類似品作家として、くらたまさんなどもいらっしゃるようですが、「だめんずうお～か～」なんて、西原さんの漫画を前にしたら生温くて腐敗しそうな感じです。</p>

<p>さて、数ある旅行記・ギャンブル記・日記などの中で今回とりあげるのは「鳥頭紀行くりくり編」です。<br />
くりくり？ってなんやねん？？っと思ったら、その謎はページを開いてみれば解ります。<br />
西原さんが、異国の寺に出家して、ツルッパゲになっています。<br />
「これがくりくりか！！！」<br />
と、衝撃を受けること必須です。<br />
いくら身体を張るったって、女の命である髪の毛をつるつるにしてしまうその気概！<br />
世の中に、ピンサロ嬢やヘルス嬢の実体験漫画は多々あれど、出家してつるっぱげ漫画なんて、どこを探してもこれぐらいではないでしょうか。<br />
瀬戸内寂聴さんとかも尼さんだけど、ケータイ小説は描いても漫画は描かなさそうだしなぁ。</p>

<p>西原さんは、カメラマンの鴨志田（故・旦那）と友人のゲッツ板谷と共に、寺で金銭欲やら出世欲やら何やらを断ち切るべく修行に励むわけですが、全くといって良いほど、解脱していません。<br />
現世の垢を落とせと言われても、垢だけを練り上げて生まれたような３人から、それを奪って何が出来ましょう。<br />
むしろ奪うことなど無理なのですね、きっと。<br />
だって出家の先輩とも言えるべき鴨志田さんが、ゲッツさんから奪ったタバコをバカスカふかしているような現状ですから。</p>

<p>ですが、その無頼さ、禁欲的な空間にいながらにして、ほとばしる人間臭さが、逆に清々しくもあり、笑いを誘います。</p>

<p>出家編の他にも、日本に戻ってタコ漁編や、ドイツの古城で結婚式編など、西原・鴨志田ファンには必見のイベント漫画も収録。<br />
特に、「毎日かあさん」で、鴨志田さんの死に至るまでの闘病を読み、ファンになってしまった方なんかにも、充分楽しめる内容となっています。<br />
元気だった頃の彼を見て、思わずホロリとしてしまう場面も。</p>

<p>西原さんの作品については今後ともいくつかレビューを書いていく予定ですが、とりあえず一発目はこのへんで。</p>

<p>それにしても、寺から出る直前に、異国の僧が西原さんに「何でもよいです、どんどんやりなさい」的なことを笑顔で言うシーンに、仏教の懐の深さを知りましたね。<br />
その後、さっそく現地の蟹を貪り食べる西原さんの悪魔のような表情も素敵ですが......。<br />
文庫だと字が小さくて読みづらいのが難点ですが、じっくり何度も読み返せる、素敵な本です。</p>

<p>汚い言葉使いや、下ネタが苦手な人には、あまりオススメはしません。</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>【バスルーム寓話】　おかざき真里　</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/18_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.18</id>

    <published>2009-05-12T07:56:26Z</published>
    <updated>2009-05-12T08:43:00Z</updated>

    <summary> バスルーム寓話 (単行本)  おかざき 真里 (著)  バスルーム寓話 【サプ...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="コミック（女性）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="コミック（女性）　バスルーム寓話　おかざき真里" label="コミック（女性）　バスルーム寓話　おかざき真里" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<p><br />
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4870313987&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p></p>



<p>バスルーム寓話 (単行本) <br />
おかざき 真里 (著) </p>







<p>【サプリ】、というとドラマ化されているし、漫画の方もジョージ朝倉などに引けを取らないぐらいにフィールヤングの稼ぎ頭な印象があります。<br />
大き目の漫画ですから、実際に買ったことは無くても、漫画喫茶などで手にして、気づくと全巻一気読みしていた、なんて人もいるのではないでしょうか（私がそれです）<br />
でも、この人も面白さは連載物も良いですが、短編で一層キラキラ輝くのではないか？と私は思います。<br />
なので、ここは人気の「サプリ」ではなく、初期作品集の「バスルーム寓話」でいきます、ええ。</p>

<p>私がおかざきさんの漫画を初めて手にしたのは、「セックスのあと男の子の汗はハチミツのにおいがする」でした。<br />
時期は女子高生で、丁度エロスに実践的な興味を持ち始める年頃でもあったので......<br />
内容は全然、エロ優先ではありませんでした（当たり前）<br />
女の子として生きてゆく上で避けられない性と生、そして死を、色鮮やかに感じた記憶があります。<br />
とはいえ、こちらの方の作品、内容は結構うろ覚えだったり。<br />
なんだかんだで一番印象に残っている作品はこの「バスルーム寓話」です。<br />
◆ＯＯＫＯＦＦで１０５円で買いましたっけ。</p>

<p>内容ですが、すべて読み切りです。<br />
季節感として、夏の気配が感じられます。<br />
おかざきさんは、今現在はあまり描かないようですが、初期の頃は魚の大群や紙テープの群れなどの描写が多く、その丁寧さと綺麗さには、思わず呼吸するのを忘れてしまうほどです。</p>

<p>１９９６年の夏休み<br />
バスルーム寓話<br />
夏草紙<br />
拍手喝采ピエロ</p>

<p>４つの物語が掲載されていますが、みんな登場人物は半そでな印象があります。</p>

<p>個人的に好きなのは、代表作の「バスルーム寓話」より「拍手喝采ピエロ」でしょうか。<br />
すごく悲しいけれども、美しいお話で、油断して読んでいたら不覚にも落涙してしまった思い出があります。<br />
おかざきさんは、最近の作品ではあまり人の死生観を扱わなくなった雰囲気がありますが（「１２か月」とかはまだ哲学的な死生観の気配はあります）、この短編集、人が死んでいないのは「バスルーム寓話」だけですね。<br />
他の作品は、「１９９６～」は、主人公の兄（既に死亡）を偲ぶ為に集まった数人の女性達が、彼の話を語る物語です（どことなく構成は川上弘美の「ニシノユキヒコの恋と冒険」に似ていますね、そちらもレビューを書いてますので、気になった方はどうぞ）。<br />
夏草紙も死人出るし、ピエロも死人出てます、わー。<br />
かといって、安易に死に頼って感動を誘う感は無く、読者に媚びない雰囲気も、おかざきさんの魅力でしょう。<br />
そして人が死なないからといって、後味が一番悪い（悪い意味ではなく）のは、代表作の「バスルーム寓話」だったりします。<br />
（ちなみに、「バスルーム寓話」のお話は、別れた彼氏がペンギンに変身してしまい、それをお風呂で飼う元彼女の話です。ほーら、これを聞いただけで、もう「ああー！」ってなりませんか、そうですか）</p>

<p>「サプリ」も「渋谷区円山町」も人気が高い漫画ですが、私は「女性の繊細な心理を描くことに定評がある」と称されるおかざきさんの作品の中で、あえて好き嫌いが分かれるのではないか？と思われるこの作品を推します。<br />
読み終わった後の突き抜けるような爽快感も無ければ、要所要所にファンタジー寄りとも思える描写が出てくる作品集ですが、それでも何だか腑に落ちて、腑に落ちるけど、何だか納得いかない！！といったやきもき感が癖になる一冊です。<br />
おかざきさんの人気漫画が好きな人も、それがイマイチ好きになれない人にも、同時に薦めたい一冊ですね。</p>]]>
        
    </content>
</entry>




<entry>
    <title>【［図解］焚火料理大全】　本山賢司</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://keitaip.com/book/17_1.html" />
    <id>tag:keitaip.com,2009:/book//1.17</id>

    <published>2009-05-12T06:51:09Z</published>
    <updated>2009-05-12T07:27:20Z</updated>

    <summary> 図解 焚火料理大全 (新潮文庫) (文庫)  本山 賢司 (著) 図解 焚火料...</summary>
    <author>
        <name>keitaip</name>
        
    </author>
    
        <category term="実用・くらし" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="料理　図解焚火料理大全　本山賢司" label="料理　[図解]焚火料理大全　本山賢司" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://keitaip.com/book/">
        <![CDATA[<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=buppan-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4101420130&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

<p><br />
図解 焚火料理大全 (新潮文庫) (文庫) <br />
本山 賢司 (著)</p>





<p>炎を眺めて、メシを食う。煙さえもがご馳走だ！　家の台所でも応用可。野外料理のレシピ満載。</p>

<p>焚火をやってみたい、だが、じつはやり方がよく分からない。アウトドアは好き、だけどいつもバーべキューばかり。そんな人々へ贈る炎と煙の世界への案内書。炎を見ながら野外で食べるメシは、いつでも絶品だ！　火の熾し方を始めとして、魚の直火焼きや鍋はもちろん、石焼き料理や本格チャーシューの作り方まで、イラスト図解でコツとワザをじっくり披露します。おいしいレシピ満載。<br />
【以上、新潮社の作品紹介より転載】</p>



<p>ついに料理も何も通り越して屋外に出たのかお前は、と突っ込まれたら「すんませんうへへ」と笑うしかありません。<br />
ですが、これぞ、究極の「実用書」ではないでしょうか。<br />
ＩＨのクッキングヒーターで、中々温まらないフライパンにイライラしながら、換気扇全開で作るシャレオツな料理、そんなレシピばかり収録した本が本当に実用書と言えるでしょうか？<br />
レシピ本、という書物は多々あれど、実用・実践・サバイバル（？）の本と言えば、これだと思います。</p>



<p>さて、内容ですが、書店で何気なく手にとってびっくり、半分が丁寧な解りやすいイラスト付きです。<br />
これぞ「図解」といった感じですね。<br />
著者の本山さん自らのイラストが満載なのですが、これがまた圧巻ですよ、みなさん。<br />
イラストのタッチも、昨今のさばっている左手でクレヨン握りしめて描きました！的なイラストではありません、極めて写実的で、紳士淑女の方も安心して楽しめる画風でしょう。</p>

<p>大体、見開き２ページにつき、右ページに料理のレシピやポイント。<br />
左ページに具体的なイラストが記載されています。<br />
もちろん、焚火料理なわけですから、焚火の起こし方や、火力を維持するポイントなど、アウトドアな知識も満載です。</p>

<p>しかし、本当に感心するのは、そのレシピの数々。<br />
焚火料理と言うと、そこらへんの鳥を撃ち落として丸焼きでガハハ！な山賊な光景をイメージしていた私ですが、この本を読んで見解がガラッと変わりましたね。<br />
なーんだ、ただ単に料理する場所に天井があるか無いかくらいの差しか無いじゃないか、と思いました。<br />
いや、もしかしたら、著者の本山さんが言うように、木々の気配や輝く星空、草木の野蛮なまでの清々しい香りが、焚火料理をグンと美味なものにしてくれるのかもしれませんけどね。</p>

<p>レシピですが、食パンを削った枝に刺して焼いたり、ネギを焚火にぶち込んでホクホクになったところを見計らって上の皮を剥いで食べるものなど、焚火料理じゃーん！とウキウキしてしまうようなワイルドなものを始めとして、屋外で作るトマトスパゲティや、フライパン一個で作る即行目玉焼きトースト、果てはゴージャスな海苔弁まで様々です。<br />
基本的に、長時間ぐつぐつやる、というよりは、手早く出来るものが多いようですね。<br />
器具も限られてくる環境を想定してレシピが作られているので、時間が無い朝など、簡単に朝ご飯を作ろう！なんてときに応用できすなレシピも載っています。</p>

<p>自宅でも実践できる料理が多いので、火のことを気にしなくて良い分、料理初心者のぶきっちょさんでも挑戦しやすいメニューが多いな、と感じました。</p>

<p>また、酒の肴に向いている料理も多いので、のんべえな方にも楽しめる一冊になっています。</p>

<p>実際、焚火料理を山の中で一人で行うことなんて、普通に考えたら有りませんよね。<br />
焚火をするとき、山登りをするとき、キャンプをするとき、私達は大概親しい友人や、家族・恋人と一緒にいる筈です。<br />
星が瞬く青い天井を眺めながら、積もる話をしつつ食べる料理、それだけでも十分、美味のスパイスが効いていますよね。<br />
でも、そこで「簡単だからカレー」「楽だからバーベキュー」で終わらせてしまうのは、少々勿体無いと思いませんか。<br />
この本に掲載されているレシピは、焚火料理のプロが教える、ひと癖ふた癖ある料理ばかりです。<br />
話の種にもなるでしょうし、しかも美味いだなんて、嬉しいことばかりです。</p>



<p><br />
と、べた褒めですが、私はこの中にある料理を実際にアウトドアで実践したことはありません。<br />
実家（東北の田舎）では、そういうことも容易に出来るでしょうが、都会に住んでいたら焚火なんて迂闊にしようもんなら通報ですよ、世知辛いですね。<br />
まぁ、何が言いたいのかと申しますと、この本を読んで、田舎の原風景に思いを馳せるだけでも十分幸せです。ということです。</p>

<p>余談ですが、食パンの真ん中をくりぬいてバターを溶かしたフライパンに乗せ、真ん中に卵を割りいれて、同時に半分に切ったプチトマトもソテーして作る即席料理は本当にオススメです。<br />
アレンジもききそうですし、料理本としても、読者の想像をかきたてる秀逸な一作ですね。</p>]]>
        
    </content>
</entry>


</feed>

